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「一気にトップリーグに行かず一歩一歩」ハーフナーはフィテッセからのステップアップ誓う

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 フィテッセ(オランダ)への完全移籍が決まったFWハーフナー・マイク(甲府)が26日、日本代表の新ユニフォーム記者発表会に出席し、イベント後、報道陣の取材に応じた。

 移籍先にフィテッセを選んだ理由については「条件とかではなく、サッカーが一歩一歩うまくなりたい。一気にトップリーグに行かず、徐々に自分も成長していければと思うし、それが自分に合っていると思った」と、オランダ1部リーグであるエールディビジを皮切りに、いずれはトップリーグ、ビッグクラブへステップアップしていく決意を語った。

 チームメイトとなるDF安田理大とは「まだ話していない」と言うが、新チームへの不安はない。オランダ人の両親を持ち、幼少時代から家庭での日常会話はオランダ語だった。英語も堪能なため、「言葉の壁はないと思っている」と話すとおり、コミュニケーションに問題はない。

 あとはプレーでいかに監督、そしてチームメイトの信頼を勝ち取っていくか。「新たなステップなので、いいポイントになれるようにがんばりたい。いいシーズンを送れれば、また楽しみも出てくると思う」。初めての欧州挑戦、そして日本代表としてもW杯アジア最終予選が始まる。さらなる飛躍への第一歩となる2012年。194cmの大型ストライカーが海を越え、新たなチャレンジに挑む。

(取材・文 西山紘平)

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