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横浜FM戦キックオフ直前、F東京・ポポヴィッチ監督インタビュー

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 J1は16日に第14節を行ない、6位のFC東京は日産スタジアムで9位の横浜Fマリノスとの試合を戦う。キックオフ直前のインタビューに応じたF東京のランコ・ポポヴィッチ監督は、中断明けの試合になるが「良い準備ができた」と自信を見せた。

以下、インタビュー全文

―今日の天気は影響あるか?
「悪い天候のときこそ、良いサッカーをすることです。天候や環境に自分たちのサッカーが左右されるようでは意味がありません。大きな事を成し遂げたいのであれば、そういう環境にも勝つ力を身に付けないといけないと思います」
―久しぶりの試合だが?
「そうですね。公式戦から少し離れており、多少の不安はありますが、今週も良いトレーニングを積めましたし、やるべきことをわかっているので、選手たちは不安を拭い去ってくれると思います」
―チームの状態は広州恒大戦(0-1)のときより良い?
「それは言葉ではなく、ピッチで示さないといけません。でも、重要視しているのは昨日の自分よりも、今日の自分たちの方がレベルアップしていること。常に前進していく、成長していくことを私たちは重視しているので、それを今日のピッチで示したいと思います。ただ、広州戦後にオフがあり、心身共にリフレッシュはできていると思いますので、再開初戦のこの試合では、戦う姿勢を示していかないといけないと思います」
―手応えは?
「この試合まで順調に良いトレーニングができました。良い雰囲気で内容の濃いトレーニングができたと思います。ただし、試合は試合です。トレーニングではないので異なるプレッシャーもかかってきますし、その部分で自分たちがそれをはねのけて本来の力を出すことが大事です。うちの選手はそれを示してくれると信じています。リーグ戦再開後の最初の試合ということで緊張感があって、肩に力が入るかもしれませんが、今までやってきたことの質を積み上げて、自分たちの姿を見せてほしいと思います」
―長谷川アーリアジャスール選手と渡邉千真選手にとって古巣との試合だが?
「今まで、2人がチームに貢献してきたプレーをこの試合でも見せてほしい。そして今までのプレーより質の高いプレーを見せてくれたら、最高だと思います。過去に所属していたクラブとの戦いということで、特別なモチベーションはあると思いますが、それが空回りしてはいけません。特別なことをしようとして、マイナスに働くことが一番いけないことだと思いますので、普段通り、いつも通り、彼らがやっているプレーを見せてくれればいい。彼らのパーソナリティーもプレーヤーとしても見てきましたが、彼ら2人なら、いつもどおりの姿を見せてくれると思います」

(取材・文 河合 拓)

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