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C大阪戦キックオフ直前、F東京・ポポヴィッチ監督インタビュー

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 J1は23日に第15節を行ない、7位のFC東京はホームの味の素スタジアムに14位のセレッソ大阪を迎え、試合を戦う。キックオフ直前のインタビューに応じたF東京のランコ・ポポヴィッチ監督は、前節の横浜FM戦で、持ち味を出せずに敗れたチームについて「固くならずに、やってきたことを出してほしい」と語った。

以下、インタビュー全文

―前節の横浜FM戦から1週間経ち、チーム状況は?
「多分良くなっているでしょう(笑)。今日は前回より良いサッカーを見せてくれることを自分自身、期待しています。前回の試合に関しては十分やってきたことを見せることができませんでした。この試合ではしっかりやり切ることが大切だと思います。あとはプレッシャーを感じず、固くならずにトレーニングでやってきたことを、このピッチで表現することができれば、全く問題ないと思います。魅力的なサッカーをして、結果を得る。これに今日も挑戦したいと思います。そのためにも、開始直後からボールを握り、主導権を握り、相手に何もやらせない。相手を自分たちのペースに巻き込むことが大切だと思います」

―田邉草民選手がカギになる?
「草民にはしっかり自分の良さを出してほしいと思います。彼の能力、ポテンシャルがあると信頼していますので、持っている能力を出し切ってほしいと思います。ただ、彼だけが活躍すればいいのではなく、うちのチーム全員が持っているものを出し切る、やり切る、ということが、大事だと思います。忘れてはいけないのは、草民はケガ明けで、スタメン出場するのも、そのケガを負った試合以来です。ただ、彼はそういうこともモノともせずに、自分のプレーを出してくれると思いますし、期待しています」

―大分時代の教え子、清武弘嗣の関東ラストマッチ?
「彼については何も言わなくても、みなさんも彼の能力をご存じでしょう。彼に対するリスペクトも、もちろん持っています。彼が成長する上で、自分が少し力を貸すことができたことは嬉しく思います。今後、ドイツに行きますが、そのことについても嬉しく思います。同時に香川真司よりも向こうで活躍して、もっと良いキャリアを築いてほしいですね。それは簡単なことではありませんが、モチベーションにしてやってきてほしいです」

(取材・文 河合 拓)

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