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J選抜の責任の重さを清水MF小野「重大な任務」

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 清水エスパルスのMF小野伸二が11日の練習後、21日にカシマサッカースタジアムで開催される東日本大震災復興支援試合に向けて意気込みを語った。12日付の日刊スポーツが報じている。同紙によると練習を終えた小野はJリーグ匿名PR部マネジャーの足立梨花から「プレーで被災地の方々に元気を与えてください」と、ユニフォームを手渡されると「また行きたいと思っていた。重大な任務だと思う」とコメントしたという。

 昨年7月14日には、岩手県山田町を訪問し、被災地の子供たちと笑顔でボールを蹴った。その後も気になっていたという被災地でのスペシャルマッチでは「魅せるというよりは、一生懸命、そして必死にボールを追いかける。そういうプレーをしたい」と言葉に力を込めた。

 現在チームは7試合勝ちなし。一時は首位に立ったが、9位まで順位を落としている。小野は「一つの壁を乗り越えたらスムーズに進んでいけると思う。泥臭く点を取りに行く姿勢を見せ、どんな形であれ勝ち点3を取りたい」と、後半戦の初戦となる柏戦へ意気込みを語った。

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