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終了間際、秋本の劇弾で京都が愛媛を下して連勝

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[7.22 J2第25節 京都2-1愛媛 西京極]

 前節の熊本戦(1-0)で8戦ぶりの勝利を手にした7位京都サンガF.C.は、ホームで12位愛媛FCと対戦し、2-1で勝利した。先制するも一時は追いつかれたが、終了間際のロスタイム4分にMF秋本倫孝が決勝点。劇的な白星を飾ると連勝を果たした。

 1-1で迎えた後半ロスタイム4分だった。右サイド距離がある位置からのFK、DF福村貴幸が左足で蹴り込んだボールにゴール正面の秋本が合わせる。力強くヘディングシュートを叩き込み、2-1と2度目のリードに成功。そのまま試合は終了し、京都が劇的な勝利を飾った。

 決勝点を決めた秋本は「ここが勝ち越せる最後のチャンスだと思っていた」とキッパリ。「福村がいいボールを上げてくれた。あのゴールは福村のお陰です」と笑顔をみせた。

 試合は前半25分に動いた。MF中村充孝がゴールライン際から左クロス。ニアサイドで味方がつぶれると、最後はMF中山博貴が押し込み、京都が先制した。それでも後半8分に愛媛が試合を振り出しに戻す。左CK、角度のない位置からFW石井謙伍がシュートを決めた。その後は一進一退の攻防が続くも、互いに得点は生まれない。それでも、このまま終了かと思われたロスタイム4分に秋本がゴール。連勝を飾った京都は、首位と勝ち点6差の7位をキープした。

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