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札幌の新監督にはOBの財前氏が就任へ

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 来季J2に降格するコンサドーレ札幌の新監督が、現福岡U-18の財前恵一監督に決まったと、6日付けのスポーツ報知が報じている。

 クラブは当初川崎F前監督の相馬直樹氏の招へいを目指したが、クラブ幹部が「相馬氏の能力は評価したが、迎え入れるには環境が整わなかった」と、金銭面から断念したようだ。実際に強化費は今季の約5億円から半分程度になることは避けられないという。

 そこで白羽の矢が立ったのが、財前氏だった。同氏は1996年にJFLを戦った札幌でプレーしており、引退後の97年から09年までは、下部組織で指導にあたっていた。古巣からの要請に財前氏も前向きであり、週内にも正式発表される見込みだという。三上大勝強化部長は「若いチームとなる来季、選手を育てることができて、北海道のクラブという色も出せる」と道産子指揮官に期待をかけた。

 また、現札幌U-15監督で元日本代表DF名塚善寛氏もコーチに昇格することが決定。OBコンビで、1年でのJ1復帰を目指す。

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