宮崎県日南市でトレーニングキャンプを行っている横浜FCは7日、宮崎産業経営大学と練習試合を行い6-0で勝利した。今シーズン、最初の対外試合となったこの試合で2本目に出場したFW三浦知良がゴールを決めている。

　練習試合は45分×2本、20分×1本で行なわれ、新加入選手6人が名を連ねた1本目(45分)はスコアレスドローに終わった。2本目(45分)は32分にFW大久保哲哉が最終ラインの裏を抜け出して先制点を挙げると、同42分にも大久保が右足のボレーシュートをゴール左隅に突き刺して、2-0と点差を広げた。終了間際の44分には、カズのゴールも生まれ3-0で勝利している。

　また、練習生4人が入った3本目では、5分にMFナ・ソンス、7分と20分にFWカイオがゴールを決め、20分で3点を挙げた。試合後、山口素弘監督は「いろいろな組み合わせだったりを試したりすることができましたし、良かったんじゃないかな。たとえば新加入の(森下)俊は今日、左SBをやらせたけど、全然いけるね。ニシ(西嶋)もどこでもできる」と、新加入選手を迎えて最初の練習試合となった一戦に手応えを感じた様子だった。

(取材・文　河合拓)

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