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甲府、新潟と1-1ドローも7戦不敗

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[5.6 J1第10節 新潟1-1甲府 東北電ス]

 アルビレックス新潟ヴァンフォーレ甲府の一戦は1-1のドローに終わった。勝ち点1ずつを分け合う結果となったが、甲府は不敗記録を7戦(3勝4分)に伸ばした。

 先制は甲府だった。前半23分、FWウーゴがPA内でDF3人を引き付けクロスを入れる。これは中のDFに頭でクリアされたが、こぼれ球をFW佐々木翔が左足で合わせると、グラウンダーのミドルがゴール右隅に吸い込まれていった。佐々木の今季初ゴールで甲府が先にゲームを動かした。

 しかし今季初の連勝を目指す新潟も後半10分に反撃。左サイドからMF田中亜土夢がクロスを上げると、ニアに飛び込んだFW川又堅碁が頭で合わせて試合を振り出しに戻した。川又は2戦連続ゴールとなった。

 同点で迎えた終盤、お互いが激しい攻防を見せた。ホームの大歓声に乗って攻める新潟。対する甲府もしっかりと守備を固め対応する。逆に後半45分にはMF山本英臣が決定的なミドルシュートを放ったが、GK黒河貴矢がビッグセーブで弾き出し、勝ち越しを許さなかった。決着はつかなかったが、奮闘した選手たちにサポーターは暖かい拍手を送っていた。

 ドローで不敗を7戦に伸ばした甲府。城福浩監督は、「J1のステージで敗けないのは選手たちの頑張りのおかげ。でもずっと引き分けではいけない。勝ち点3を取り続けられるチームにしていきたい」とレベルアップの必要性を説いていた。

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