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横野と内村が2発、札幌が今季初の4発快勝で5割復帰

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[6.22 J2第20節 札幌4-0岐阜 札幌厚別]

 コンサドーレ札幌がFC岐阜を4-0で下し、ホーム2連勝を飾った。MF内村圭宏とFW横野純貴がそれぞれ2得点を記録。札幌は今季初の4得点で勝率を5割に戻した。岐阜の連勝は2でストップした。

 先制の場面は前半19分、MF砂川誠の突破のこぼれ球を拾った内村が細かいステップを踏みながらゴール前に侵入すると、落ち着いて右足で流し込み、ゴールネットを揺らした。

 追加点はなかなか奪うことの出来なかった札幌だが、岐阜の見せたミスを確実にものにした。まずは後半24分、DF野垣内俊のバックパスが短くなったところを見逃さず、横野が猛然とダッシュ。落ち着いてゴールを奪いリードを広げると、その3分後の同27分にはGKからのパスの処理にもたついたDF新井辰也からボールを奪ったMF岡本賢明が内村にラストパス。この日2点目を蹴り込み、勝負を決めた。

 終了間際の44分にもこの日2点目となるダメ押し点を蹴り込んだ横野。昨季まで中山雅史氏が背負った背番号9を引き継ぐエース候補だが、今季ここまで4試合に出場し1得点を記録するにとどまっている。「9番のプレッシャーに押されて自分のプレーが出来ていない」と振り返った横野は、「もっとゴールを決めて、自分らしい9番になりたい」と力を込めた。

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