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磐田がロスタイム劇的逆転勝利!!関塚体制初勝利

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[7.10 J1第15節 磐田2-1新潟 ヤマハ]

 ジュビロ磐田が関塚新体制で初勝利を挙げた。ホームにアルビレックス新潟を迎えた磐田は、1点の先行を許すも、後半の2得点で逆転。4月27日の湘南戦以来、今季2度目の勝ち点3を獲得した。

 先に主導権を握ったのはアウェーの新潟だった。前半27分、左サイドからのFKを獲得した新潟は、MF田中亜土夢が早いボールをゴール前に入れる。これになだれ込むように飛び込んだFW川又堅碁が体ごとゴールに押し込み、先制点を奪った。

 だが後半開始から磐田はMFチョン・ウヨンに代えてFWペク・ソンドンを投入。さらに同15分には前田遼一に代えてFW金園英学を投入する。

 するとこの交代策が的中する。後半23分、MF山田大記のスルーパスに反応したMF松浦拓弥がグラウンダーで折り返すと、金園が左足ダイレクトで押し込み、試合を振り出しに戻した。

 さらにドラマはロスタイムに待っていた。磐田は右サイドからのCKを獲得すると、DFチョ・ビョングクが頭で合わせる。これはゴール前にこぼれるが、これまた途中交代で入っていたFW山崎亮平が執念で押し込み、勝ち点3を手繰り寄せた。

 磐田は4月27日の湘南戦(4-0)以来、ようやく今季2勝目。順位でも湘南をかわして16位に浮上した。中断期間で監督交代を行い、関塚隆監督を迎え、立て直しを図った。中断明け初戦のC大阪戦は2-2のドローに終わったが、関塚監督にとってもうれしい就任後初めての白星となった。

「先制されて苦しかったが、選手たちがよく戦ってくれた」とまずは逆転勝利を飾った選手たちを称えた関塚監督は、「まだまだやることはある。1つ1つ積み上げていくだけ」と巻き返しを誓った。

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