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ノルマまで3勝に迫ったG大阪 長谷川監督「(勝ち点を)取れるだけ取りたい」

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[8.21 J2第30節 鳥取1-7G大阪 とりスタ]

 昨シーズン、湘南は勝ち点75でJ2の2位になり、J1に自動昇格した。今季からガンバ大阪で指揮を執る長谷川健太監督は開幕前、この勝ち点75をノルマに掲げて、シーズンに臨んでいた。

 第30節の鳥取戦では前半10分に先制されたが、その後に7得点を挙げて逆転勝利。4連勝を飾り、勝ち点を66に伸ばした。

 試合後、長谷川監督は「先制されましたけど、その後も落ち着いてきちっと自分たちの形、攻撃、そしてゴールを取ることができたと思います」と、冷静に試合を振り返った。さらに4連勝したことについて指摘されても「4連勝というよりも、昇格に向けて、優勝に向けて、一戦一戦集中して戦っていますので、あまり連勝しているという意識はないです」と、一戦必勝の姿勢を強調した。

 ただし、目標は上方修正したようだ。ノルマとしていた勝ち点75まで、あと3勝に迫ったが「もうここからは取れるだけ取りたい。次の試合に向けて、しっかりと準備をしていきたい」と話す。4日後に控える第31節では、横浜FCと対戦する。

 前節、プレーオフ圏内の京都に1-0で競り勝った横浜FCとの試合について、長谷川監督は「多分、厳しいゲームになると思います。中3日ですから、きちっとコンディションを整えて、しっかり戦っていきたいと思います」と意気込んだ。

 この日、2ゴールを挙げてハットトリックの可能性もあったFWロチャとFW宇佐美貴史。シーズン途中に加入して得点を量産している彼らを、後半途中からはベンチに下げるなど、先を見据えた采配を見せる指揮官のもとで、G大阪はどこまで勝ち点を伸ばしてシーズンを終えるだろうか。


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