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代表待望論も根強い新潟FW川又が取り組む意識改革

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 2014Jリーグキックオフカンファレンスが21日、都内で開催され、アルビレックス新潟からはFW川又堅碁がチームを代表して出席した。

 昨季、23ゴールを量産し、得点ランキング2位でシーズンを終えると、Jリーグベストイレブンにも初選出された川又。「継続する部分もあるけど、去年の自分の課題を明らかにして、その中で自分の目指す部分を増やしていきたい」と、さらなる進化を誓った。

 自分自身の課題として「シュート数が少ない。もっとゴールを意識した部分を増やしたい」と語る。より得点の確率が高い選択をしているとも言えるが、やはりストライカーとしてよりゴールに直結したプレーを意識していくつもりだ。「もっともっとゴールを意識して、ゴールに近い位置でプレーをすることが大事」と、意識改革に取り組んでいる。

 その得点感覚は、6月に開幕するブラジルW杯に向けて日本代表の切り札としても待望論が根強い。「そう言われるのはうれしいけど、もっともっとレベルを上げて、だれにでもそう言われるようになれば、ジョーカー扱いではなく、そうなる(日本代表に呼ばれる)と思う」。日本代表を意識していないわけではない。それでも「まだまだ実力不足。一つひとつのプレーを大事に、1試合1試合を大事にやっていきたい」と集中していた。

(取材・文 西山紘平)

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