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失速気味の両チーム…清水VS神戸はドローに

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[5.17 J1第14節 清水1-1神戸 アイスタ]

 ヴィッセル神戸はアウェーで清水エスパルスと対戦し、1-1で引き分けた。一時は首位にも立った神戸だが、その後の6試合で1勝4分1敗と思うように勝ち点を伸ばせず、連勝で中断期間を迎えることはできなかった。

 立ち上がりから積極的なプレーでチャンスをつくったのはホームの清水だった。前半12分、MF竹内涼が切り返しから右足ミドルを狙うが、GK山本海人が横っ飛びでセーブ。同21分には左サイドを抜け出したFW高木俊幸のマイナスの折り返しをFWノヴァコヴィッチがスルーし、FW大前元紀が右足で狙ったが、惜しくも枠を捉え切れなかった。

 スコアレスで折り返した後半立ち上がりにもノヴァコヴィッチがGKと1対1の決定機を迎えたが、神戸も元清水のGK山本が再三のビッグセーブを見せ、ゴールを許さない。すると後半16分、FWペドロ・ジュニオールの縦パスを受けたMF森岡亮太がヒールで流し、MF小川慶治朗が左足でシュート。鮮やかにゴール右へ流し込み、先制点を奪った。

 試合を優勢に運びながら先制を許した清水だったが、直後の後半21分。左サイドからDFカルフィン・ヨン・ア・ピンがロングスローを放り込むと、ニアでDF平岡康裕がつぶれてゴール前に抜けてきたボールをMF杉山浩太がダイビングヘッドで捉え、ゴールネットを揺らした。

 試合は振り出しに戻り、その後も両チームが勝ち越しゴールを目指したが、後半アディショナルタイム、ノヴァコヴィッチがラストプレーで狙った直接FKもわずかにクロスバーの上へ。互いに2点目を奪うことはできず、1-1で勝ち点1を分け合った。清水は2試合連続のドローで5試合勝ちなし(2分3敗)。負傷離脱したFW長沢駿の穴を埋め切れないまま、中断期間に入った。


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