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1万人超えアルウィン決戦、松本は北九州に屈して8戦ぶり黒星

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[6.14 J2第18節 松本0-1北九州 松本]

 J2は14日、第18節を各地で開催し、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)では3位松本山雅FCが5位ギラヴァンツ北九州をホームに迎える上位決戦が行われた。1万1347人が詰め掛けた試合は、前半31分に北九州が先制。後半に入ると、同点に追い付きたい松本が猛攻を仕掛けたが北九州守備を崩し切れず。スコアは動かないまま1-0で北九州が完封勝利を収めた。

 序盤から主導権を握ったのは7戦負けなしと好調を維持するホーム松本だった。得点ランクトップタイのFW船山貴之を中心に北九州ゴールに迫ると、前半11分にはMF岩上祐三のFKを初先発のDF大久保裕樹がヘッドで合わせ、同13分には左サイドでボールを受けた船山が強烈なシュートでゴールを脅かす。さらに同19分には船山が直接FKから再びゴールを狙うも、シュートは惜しくも枠を外れた。

 すると、なかなかシュートまで持ち込めなかった北九州が先制に成功する。最終ラインからのパスをFW池元友樹がワンタッチで前線に流すと、相手DFの処理ミスを見逃さずに走り込んだFW原一樹がGK村山智彦のポジションを見極めた鮮やかなループシュートを流し込んだ。

 4連勝中のホームで負けられない松本は後半に入って攻勢をかけるがなかなかシュートまで持ち込めず、逆に北九州にゴールを脅かす場面も作られた。しかし、徐々に押し込む時間が長くなると、岩上のロングスローやセットプレーから、シュートまで持ち込む場面を増やす。

 後半41分にはFW山本大貴がヘッドで落としたボールから、ゴール前で船山が決定機を迎えたが、相手DFのブロックに遭って同点ゴールとはならず。終盤にはDF飯田真輝を前線に残したパワープレーからゴールを狙うも奏功せずに、0-1の完封負けで8試合ぶりの黒星を喫した。逆に4試合ぶりの白星を獲得した北九州は4位に順位を上げた。



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