beacon

F東京が公式戦5連続無得点の新潟から勝利を挙げる

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.23 J1第16節 新潟0-1F東京 デンカS]

 J1は23日に第16節を各地で行い、8位のアルビレックス新潟は10位のFC東京と対戦した。試合は前半17分にFW武藤嘉紀がゴールを決めたF東京が1-0で勝利し、後半戦初勝利を収めている。

 試合が動いたのは、前半17分だった。後方からの縦パスを収めたMF河野広貴がボールをコントロール。体を寄せてくる相手をかわした河野は、中央から左へボールを運び、クロスを上げる。そこに「自分が決めきることで、この試合をモノにしようと思っていた」と、話す武藤が飛び込み、ゴールネットを揺らした。

 後半に入り、新潟もボールを保持してF東京ゴールに迫る。しかし、アタッキングサードまでボールを運ぶ回数は少なく、距離のある位置からのシュートは、ポジショニングの良い日本代表GK権田修一の守備に阻まれた。

 1点をリードするF東京は、試合終盤に途中出場のMF東慶悟が高い位置でボールを奪い、GK守田達弥をかわして無人のゴールにシュートを流し込もうとしたが、懸命に戻ったDF松原健にブロックされる。さらにFWエドゥにも決定機があったが、左足から放ったシュートはDFに当たってコースが変わり、クロスバーに嫌われた。

 前節の鹿島戦に続き、試合を決定づける2点目のゴールを決めることはできなかったF東京だが、得点力不足に悩む新潟を完封して、勝ち点3を得た。

▼関連リンク
[J1]第16節 スコア速報

TOP