beacon

PK失敗を反省するマルシオ「軸足が滑った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.26 J1第30節 鹿島1-1浦和 カシマ]

 チームメイトに今季初ゴールをお膳立てされながら、決め切れなかった。今季初先発となった浦和レッズのMFマルシオ・リシャルデスは痛恨のPK失敗を反省し切りだった。

 前半4分、マルシオがゴール前に浮き球のパスを入れると、FW興梠慎三がDF山本脩斗に倒され、PKを獲得。すると、「興梠が僕にボールを渡してくれた」とキッカーを託された。ところが、ゴール正面を狙ったキックはGK曽ヶ端準が足に当てるビッグセーブ。先制の絶好機を生かせなかった。

「軸足が滑ってしまった。申し訳ない気持ちだし、絶対に起きてはいけないことが起きた。勉強して、これからに生かして、同じこと繰り返さないようにしたい」

 先制のチャンスを逃した浦和は前半39分に失点。マルシオが交代したあとの後半18分に追いつき、最低限の勝ち点1を獲得したが、「僕のPKが決まっていれば、もっとうまく試合も運べたと思う。ああいう結果になって、自分たちを追い込んでしまった」と、悔やんでも悔やみ切れない様子だった。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
[J1]第30節 スコア速報

TOP