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プロ野球楽天のノウハウを…池田敦司氏が神戸の社長に就任

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 ヴィッセル神戸は4日、代表取締役社長の清水克洋氏(36)が退任し、4日付けで池田敦司氏(58)が代表取締役に就任する人事を発表した。

 池田氏は宮城県仙台市出身の58歳。早稲田大を卒業後、西武百貨店に入社。2005年にはプロ野球に新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスに移り、スタジアム事業本部長を務めた。2008年には取締役副社長に就任。13年4月からは副社長執行役員に就いていた。

 クラブを通じ池田社長は「プロ野球運営で培った様々なノウハウやファンサービス手法を存分に生かし、楽天グループのスポーツビジネスとして、クラブのより一層の発展に向けてまい進して参ります」と意気込みを語った。

 楽天株式会社は、昨年12月に、神戸を運営する株式会社クリムゾンフットボールクラブの株式を100%取得したことを発表。今季よりクラブは楽天の傘下に入ってクラブ運営を進めている。楽天の三木谷浩史代表取締役会長もコメントを発表。「今年から、ヴィッセル神戸も楽天グループの一員になることとなりました。プロ野球の『東北楽天ゴールデンイーグルス』の運営で培ったプロスポーツビジネスのノウハウや、楽天グループ事業やサービスとのシナジーを戦略的に最大限活用し、クラブの運営基盤をこれまで以上に強化することで、アジアを代表するクラブになることを目指します」と期待を寄せた。

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