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[PSM]水戸FW宮市、決定機もJ1相手に連発ならず「あれは決めないと」

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[2.14 PSM 鹿島3-1水戸 カシマ]

 絶好のチャンスを生かせなかった。今季、湘南から期限付き移籍で水戸ホーリーホックに加入したFW宮市剛は0-2の後半11分から途中出場。「負けていたのでゴールに向かっていくプレーを意識した」。後半31分には途中出場のFW山村佑樹がPA内左からマイナスに折り返し、フリーの宮市が左足でシュート。決定的な場面だったが、惜しくもGKの正面を突いた。

「あれは決めないといけない」。11日の鳥栖戦(3-2)で2ゴールを決めるなど、練習試合で2戦連発中だった宮市。「鳥栖戦でも決めて自信を持って(試合に)入った。あそこを決めれば、さらに自信にもつながったけど……」と悔やんだ。

 ポジションは4-4-2の右サイドハーフ。新たなポジションへの挑戦にも「久々のサイドハーフだし、今は勉強中」と貪欲に取り組んでいる。ルーキーイヤーだった昨季はJ2で4試合に出場。JリーグU-22選抜の一員としてもJ3で5試合に出場したが、ゴールはなかった。

 新天地で迎えたプロ2年目のシーズン。「多くの試合に絡んでいきたい。前線の選手なので、結果とゴールを求めていきたい」と、勝負の1年へ決意を述べた。

(取材・文 西山紘平)

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