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2戦連続先発で最年長出場記録更新のカズ、惜しいヘッドも…

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[3.15 J2第2節 横浜FC1-1栃木 ニッパツ]

 横浜FCはホーム開幕戦で栃木SCと1-1で引き分け、開幕連勝を逃した。2試合連続の先発出場となったFW三浦知良は自身が持つJリーグ最年長出場記録を48歳17日に更新。前半終了間際には決定的なヘディングシュートを打ったが、惜しくもゴールとはならなかった。

 開幕戦で札幌に1-2で敗れた栃木は今季初勝利を目指して積極的な入りを見せた。前半8分、DFパク・ヒョンジンが左足で狙った直接FKはゴール上へ。同23分にはDF荒堀謙次からパスを受けたFW阪野豊史が右足でシュートを打ったが、DFに当たってゴール左に外れた。

 なかなかチャンスをつくれずにいた横浜FCも前半32分、MF松下年宏が直接FKを狙うが、GKがキャッチ。前半終了間際には左サイドを突破したMF小野瀬康介のクロスにカズが飛び込むと、フリーでヘディングシュートを打ったが、惜しくもGKの正面を突き、GK竹重安希彦に弾かれた。ピッチを叩いて悔しがるカズ。前半はスコアレスで折り返した。

 試合は後半立ち上がりに動く。横浜FCは後半8分、MF寺田紳一の1本のロングパスに反応した小野瀬がワントラップから右足を振り抜き、先制点。栃木も同12分、高い位置からプレッシャーをかけるMF廣瀬浩二が右サイドのタッチライン際でボールを奪い、中央のMF杉本真にパスを送ると、杉本がキックフェイントから左足でゴール左隅に流し込み、すぐさま1-1の同点に追いついた。

 カズは後半19分に交代。その後は膠着した展開が続いたが、横浜FCは後半43分、自陣PA内でスライディングしたDFパク・テホンの手にボールが当たったとしてPKを与えてしまう。しかし、栃木はキッカーを務めたMF小野寺達也のキックがクロスバーを越え、勝ち越しの絶好機を生かせず。試合はそのまま1-1で引き分け、勝ち点1を分け合った。


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