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役者が違う!宇佐美スーパーゴール2発でG大阪競り勝つ、清水は公式戦6連敗

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[4.12 J1第5節 清水2-3G大阪 アイスタ]

 ガンバ大阪が敵地で清水エスパルスを3-2で下した。G大阪は3連勝。清水はリーグ3連敗、公式戦の連敗は6に伸びた。

 先制はG大阪だった。前半29分、MF阿部浩之のロングボールをFW宇佐美貴史が右足でコントロール。振る向きざまワンタッチでDF2人を置き去りにするスーパートラップで振り切ると、GKと1対1を難なく制し、試合を動かした。

 次の得点もG大阪に生まれる。後半5分、右サイドからDF米倉恒貴がクロスを上げると、中でFWパトリックが右足で押し込み、リードを2点に広げた。

 しかし、清水の反撃はここからだった。後半11分、MF枝村匠馬が上げたクロスを、ファーサイドでFWピーター・ウタカが頭で合わせる。途中投入された2人の活躍で1点を返すと、同19分には大前元紀が頭脳的プレーを見せる。ボールをキャッチしたGK東口順昭の背後に忍び寄ると、ボールを離した瞬間に前に出て掻っ攫う。大前の隙を突いた見事なプレーで、清水が試合を振り出しに戻した。

 ただ、この男の役者が一枚上だった。G大阪は後半35分、宇佐美がゴール正面でボールを受けると、DF3人に囲まれていたが、ドリブルを開始。右サイドに流れると、相手のスライディングをかわし切り、右足を振り抜く。豪快シュートでニアサイドを抜くスーパーゴールが突き刺さった瞬間、地鳴りのような声援がスタジアムを包んだ。 


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