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川崎Fが今季初の3連勝、柴崎欠場の鹿島に競り勝つ

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[6.27 J1第1ステージ第17節 鹿島2-3川崎F カシマ]

 川崎フロンターレはアウェーで鹿島アントラーズに3-2で競り勝ち、今季初の3連勝を飾った。ここまでフルタイム出場のMF柴崎岳が疲労の蓄積を考慮され、今季初の欠場となった鹿島は3試合ぶりの黒星。川崎Fは5位、鹿島は8位で前半戦となる第1ステージを終えた。

 川崎Fは前半8分、左クロスをPA内で受けたMFエウシーニョが絶妙なトラップから右足を振り抜き、3戦連発となる先制点。鹿島も同11分、MF金崎夢生の右足ミドルがクロスバーを直撃する好機をつくったが、川崎Fは前半34分にFWレナトが右45度から豪快な左足ミドルを叩き込み、2-0と突き放した。

 2点を追う展開となった鹿島も前半44分、DF西大伍のアーリークロスをMF土居聖真がヒールで落とすと、金崎が鮮やかな左足ミドルをゴール左隅に流し込む。前半終了間際に1点を返し、1-2と1点ビハインドで後半に折り返した。

 川崎Fは後半開始からMF森谷賢太郎に代えて故障明けのU-22日本代表MF大島僚太を投入。すると後半立ち上がりの2分、右サイドのスペースに飛び出したFW船山貴之の折り返しをFW大久保嘉人が左足で流し込み、3-1とリードを広げた。

 大久保は2試合ぶり今季11ゴール目。再び2点差としたが、鹿島も後半14分、MF青木剛の左クロスにFW赤崎秀平が右足アウトサイドで合わせる技ありゴールでゴールネットを揺らした。5月に獲得したばかりのFWジネイが故障で今季絶望となる中、3試合ぶりに先発復帰した赤崎が2試合連続ゴール。2-3と再び1点差に追い上げ、終盤は怒涛の猛攻に出たが、あと一歩及ばなかった。


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