beacon

磐田、好調・熊本撃破で2位堅持…首位・大宮との勝ち点差は「4」に

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.25 J2第38節 熊本 0-2 磐田 うまスタ]

 J2は25日、第38節を行い、うまかな・よかなスタジアムでは3連勝中で9位のロアッソ熊本とここ8戦負けなしで2位のジュビロ磐田が対戦し、磐田が2-0の完封勝利を収めた。勝利しなければ3位に転落する可能性のあった磐田だったが、勝ち点3を上積みして2位を堅持している。

 アウェーの磐田がいきなり試合を動かす。前半5分、左サイド深い位置からMF小林祐希のバックパスを受けたDF宮崎智彦が送ったクロスを、ゴール前で待ち構えるFWジェイが相手DFとの競り合いを制してヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。

 同点に追い付きたい熊本は前半33分、後方から送られたパスをFW齊藤和樹が胸で落とすと、反応したFW平繁龍一がPA内に進入。鋭い切り返しからシュートを放ったが、ボールはクロスバーを直撃。さらに、その流れからDF養父雄仁が枠内に飛ばしたシュートはGKカミンスキーに弾き出されてしまった。

 1-0と磐田がリードしたまま後半を迎えると、後半8分に磐田が好機を創出するが、ジェイの落としをPA内で受けたMF川辺駿のシュートはGKシュミット・ダニエルにストップされ、さらに同16分には川辺とのパス交換からPA内に進入したMFアダイウトンが狙うも距離を詰めたシュミットに阻まれて追加点を奪うには至らなかった。

 しかし後半26分、鮮やかなカウンターから磐田が2点目を奪取する。中盤で川辺がスライディングで相手攻撃を寸断すると、こぼれ球を拾った小林が敵陣までボールを運び、中央に走り込んだ川辺にパス。川辺は右サイドを駆け上がるMF太田吉彰を見逃さずにパスを送り、ボールを受けた太田がチップキックで沈めてリードを2点差に広げた。

 すると熊本は後半29分にFW巻誠一郎とDF上原拓郎を投入して反撃を試みる。しかし、熊本の反撃を許さずに逃げ切った磐田が2-0の完封勝利を収め、残り4試合で首位・大宮との勝ち点差を4に縮めた。


▼関連リンク
[J2]第38節1日目 スコア速報

TOP