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長野MF大橋が現役生活にピリオド…引退後はクラブスタッフに

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 AC長野パルセイロは4日、MF大橋良隆(32)が今季限りで現役を引退すると発表した。ただ、引退後もスタッフとしてクラブに残る。

 大橋は浦和南高、仙台大を経て2006年にベガルタ仙台に入団。しかし1年半在籍した仙台で出場機会はなく、07年7月に東北社会人1部のNECトーキンに移籍。そしてNECの休部に伴い、09年よりAC長野パルセイロに籍を移していた。

 長野では、JFL昇格、J3昇格とステップアップするチームの中心選手として活躍。今季は途中出場が多かったが22試合に出場した。

 そして公式サイトにメッセージを掲載し、引退を報告した。

「今シーズンをもちまして、現役生活を終えることを、決断いたしました。まだまだ現役をという、声も沢山かけてもらいましたが、他のチームでプレーする自分の姿が想像できません。自分の中でサッカー選手として、やれる事を全てやりきった。長野パルセイロで現役を終えたい。そういう思いがあり、引退を決めました。

 サッカーを仕事にしてから、10年。『今やれる事をやり続ける』、という自分の信念の元、決してうまい選手ではないですが、こんなにも長い間プレーすることが出来ました。サッカーを通じて、多くの人と出会い、交流する中で、自分をきっかけに、サッカーに興味をもってくれたり、サッカーをプレーするようになった、と言ってもらえる事が増えました。自分にとって、最高の誉め言葉です。サッカーをするものとして、サッカーに少しは、恩返しができたのかなと思います。

 いつもどんな時でも、一番のファンでいてくれた家族。そして、長い間、大橋良隆を応援してくださった皆様。自分は、日本一幸せなサッカー選手です。最高なサッカー人生でした。応援、ありがとうございました。

 今後は、パルセイロのスタッフとして、働くことになりました。地域の方々と、クラブとの繋ぎ役となり、地域にさらに根づき、もっともっと愛されるクラブとなれるよう、少しでも手助けが出来ればと思います。これからもパルセイロの大橋です!!今後もパルセイロの応援を宜しくお願いします」

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