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慶應義塾大出身の26歳、京都DF黄大城が現役引退…「悔い無くこの決断をクラブに報告」

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 京都サンガF.C.は7日、DF黄大城(26)が2015シーズンを持って、現役を引退することになったと発表した。

 桐生一高から慶應義塾大を経て、京都へ加入したDF。2012年のルーキーイヤーは21試合に出場して1得点を決めたものの、2年目は2試合の出場に留まると、3年目は0試合。2015シーズンは5試合に出場していたが、5年目を前に現役引退を決断した。

 クラブを通じて黄はコメントを発表。「このたび、2015シーズンをもちまして現役を引退することを決断致しました。サンガに入団し、素晴らしいクラブと熱く優しいサポーターの皆さんと共に4年間を過ごすうちに、サンガでキャリアを終えたいという気持ちになっていました」

「クラブに貢献できず退団となり、現役続投の選択肢もある中で悩みに悩みましたが、悔い無くこの決断をクラブに報告しました。それも全て京都サンガF.C.という素晴らしいクラブに入団でき、サンガを通じて出会った沢山の方々に支えられ、過ごせたキャリアがあるからだと自負しています」

「これまでの人生で、大半の時間と情熱を費やしたサッカーから離れる事への不安はありますが、サッカーで培った経験を活かし自分をプロデュースしセカンドキャリアを謳歌したいと思っています。また、これからもどんな時でもサンガを応援し、京都サンガF.C.に関わる全ての皆様が幸福であることを願っています」

「最後に、4年間という短いプロキャリアでしたが大好きなサンガで沢山の方々に支えられ、大好きなサッカーに打ち込めたことを誇りに思います。西京極で大声援をバックに駆け上がる左サイドを一生忘れません。幸せすぎる4年間をありがとうございました」と感謝の思いを綴った。

プロフィールは以下のとおり

●黄大城
■生年月日
1989年12月20日(26歳)
■身長/体重
185cm/65kg
■出身地
群馬県
■ポジション
DF
■サッカー歴
前橋エコークラブ→FC前橋Jr.ユース→桐生一高→慶應義塾大→京都

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