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初先発の起用に応えた京都MF堀米「丸さんのためにも勝ち点3が欲しかった」

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[4.3 J2第6節 京都3-2山形 西京極]

 京都サンガF.C.のMF堀米勇輝が後半3分にチーム3点目を決め、一直線にベンチの方に駆け寄り、石丸清隆監督と熱い抱擁を交わした。

 ヴァンフォーレ甲府U-18から2種登録を経て11年にトップ昇格した堀米だが、出場機会に恵まれずに13年からレンタル移籍を繰り返した。14年には愛媛FCに加入。そこで石丸監督のもと全試合にフル出場すると、昨季は甲府でプレーしたが、今季からは恩師が指揮する京都に完全移籍していた。

 この日、移籍後初先発となった堀米は、前半38分のFWダニエル・ロビーニョの同点ゴールをアシストすると、1点リードを迎えた後半3分にFWイ・ヨンジェの折り返しを左足で流し込み、初ゴールを挙げた。試合後のインタビューで堀米は、「丸さんのためにも絶対勝ち点3が欲しかったので、うまく決めれて…試合の入りは最悪だったんですけど、うまくそこから盛り返せて良かったです」と喜んだ。

 チームはこれで今季初勝利。1ゴール1アシストと勝利に貢献した堀米だが、まだまだ満足していない。「もっともっといいプレーをしていきたいですし、今日の反省を生かして次も連勝してこれから順位を上げていけるように頑張りたいです」と意気込んだ23歳MF。石丸監督のもとで更なる輝きを放ち、京都を2010年以来のJ1昇格へ導く。

●[J2]第6節 スコア速報

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