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松本がJ1昇格へ切り札、水戸から得点ランク5位のエース三島を“強奪”

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 松本山雅FCは22日、水戸ホーリーホックからFW三島康平(29)を完全移籍で獲得したと発表した。24日に水戸で町田戦を戦ったあとに合流する。

 前節札幌との首位攻防戦に敗れたものの、勝ち点47で2位につける松本が、切り札を獲得する。三島は駒澤大から2010年に神戸に入団。2012年より水戸に活躍の場を移していた。ここまでJ1は通算4試合出場ながら、J2では132試合に出場。通算25得点で今季はシーズン途中ながらキャリアハイの9得点を挙げていた。

 水戸にとっては大きな痛手となるエースの移籍。水戸を通じては「チームのことやサポーターの皆さんのこと、多くのことを考えて最後まで悩んだのですが、松本山雅FCでチャレンジすることを決めました」と苦渋の決断であったことを説明。松本を通じては「J1昇格という強い気持ちをもって全力で戦います」とコメントしている。

以下、水戸公式サイトに掲載されたコメント
「松本山雅FCに移籍することを決断しました。シーズンの途中でチームを離れることを本当に申し訳なく思っています。チームのことやサポーターの皆さんのこと、多くのことを考えて最後まで悩んだのですが、松本山雅FCでチャレンジすることを決めました。

 4年半過ごし大好きになった水戸、チーム、お世話になった人達、そしてサポーターの皆さんと離れることはとても寂しく思っていますし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分は間違いなく水戸ホーリーホックで成長することができました。沼田社長をはじめ西ヶ谷監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、ホーリーホックに関わる全ての方々に、そしてサポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。サポーターの皆さんと一緒に喜び合えた瞬間は嬉しくて楽しくて、とても幸せな時間でした。水戸での多くの出会いに、そして多くの声援に心から感謝しております。

 日曜日の町田戦が水戸ホーリーホックの選手として戦う最後の試合になります。このような形で出て行く選手に対していろいろな気持ちがあるとは思いますが、最後にもう一度皆さんと喜びを分かち合えるよう全力で戦います。4年半本当にありがとうございました」

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