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東京V南秀仁が今季公式戦出場自粛…昨年9月の交通事故で過失運転致傷の判決

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東京Vに所属するFW南秀仁

 東京ヴェルディは11日、FW南秀仁が昨年9月18日に起こした交通事故により、過失運転致傷で禁固10か月執行猶予3年の判決を受けたと報告した。クラブは南に対して、今季一杯の公式戦出場自粛処分を科すと発表している。

 昨年9月18日、南の運転する自動車が、前方で対向車に車線を譲るために停車中の自動車に追突する交通事故を起こしていた。そして、今月11日に横浜地方裁判所川崎支部で行われた裁判に被告人として出廷。判決を言い渡された。

 クラブは「南選手の社会的責任の大きさと判決の内容を鑑みて、同選手に今シーズン一杯の公式戦出場自粛という処分を課すことを決めました」と発表。

「所属選手に対して非常に重い判決が下されたことを真摯に受け止め、日頃より弊クラブ並びにJリーグを応援してくださる皆様に対して、信用を棄損する事実が認定されましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。

「この度の件をうけて、社会の模範となる存在であることを再認識し、交通マナーの順守を今一度社内全体で再認識し、今後も地元警察署などと連携して交通安全講習を実施するなど、社内外での交通安全の啓蒙に努めてまいります」としている。

 南自身はクラブを通じて、「まず何より、今回の交通事故で怪我をされた被害者の方及びご家族の皆様に対して、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。また、日頃から応援してくださっている皆様に、ご心配とご迷惑をお掛けして、申し訳なく思っています。今回の判決の内容をしっかりと受け止めて、反省いたします」と謝罪した。

 なお、昨季のリーグ戦で10得点を挙げ、チーム内得点王となる活躍をみせていた南だったが、昨年9月14日の群馬戦を最後に無得点の状況。今季はここまで17戦0得点だった。

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