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敗因は…シュート4本空砲、天を仰いだ大久保嘉人「今日は俺のせい」

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敗戦の責任を受け止めたMF大久保嘉人

[6.18 J1第15節 FC東京0-1横浜FM 味スタ]

 FC東京は4試合ぶりに黒星を喫し、4位から7位に順位を下げた。両チーム最多4本のシュートは空砲。MF大久保嘉人は「今日は俺のせい。サポーターに申し訳なかった」と“敗因”を自らに求めた。

 前半最大の決定機は43分、MF中島翔哉の絶妙なスルーパスに反応したFWピーター・ウタカが抜け出し、エリア内でラストパス。絶好のチャンスだったが、大久保嘉の左足シュートはわずかにゴール右へ。観客からはため息が漏れ、大久保嘉はピッチに跪いて天を仰いだ。

 さらに後半16分、中島からのクロスに高い打点のヘディングシュート。後半30分にもカウンターから大久保嘉、高萩とパスをつなぎ、ピーター・ウタカの右クロスからヘディングシュートを放ったが、惜しくも決め切れなかった。責任を受け止めた百戦錬磨のベテランストライカーは「批判はされるだろうけどそれがFW。そうやって強くなってきたし、次は点を取ってチームを勝たせたい」と前を向いた。

 鋭いクサビのパスで攻撃のスイッチを入れたMF髙萩洋次郎は「失点するまでは悪くなかった」と下を向かない。縦パスをつなぎ、カウンターからチャンスをつくったが、後半43分に痛恨の失点。「今までよりも縦パスが前線の4人に入っている」と中断期間中の収穫を口にし、「後ろはゼロでいくことを前提に試合を進めていきたい」と切り替えた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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