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“劇場型”名古屋 暴風雨で1時間中断、最下位に逆転許すも終盤の逆転で乱戦制して3位浮上

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名古屋が暴風雨の中で行われた乱戦を制して3位に浮上した

[10.29 J2第39節 名古屋4-2群馬 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスがホームでザスパクサツ群馬に4-2で勝利した。2戦ぶりの勝利、6戦負けなしで勝ち点を69に伸ばした名古屋は、得失点差で福岡をかわして3位に浮上。自動昇格圏の2位長崎との勝ち点差は2。群馬はJ2最下位が決定した。

 台風22号の影響で試合前から大雨が降り続く最悪のコンディション。試合が始まると暴風雨はさらに激しさを増し、前半18分にMF青木亮太のゴールによって名古屋が先制していた試合だったが、前半23分から55分間の中断を余儀なくされた。

 しかし再開されて折り返した後半、試合を思わぬ展開になる。群馬が後半5分にMF松下裕樹の落としに反応したMF舩津徹也のゴールで同点に追いつくと、同10分にはカウンターからFWカン・スイルがゴールネットを揺らして、なんと逆転に成功したのだ。

 まさかの展開にスタジアムも騒然となったが、後半15分にFW玉田圭司が利き足とは逆の右足で豪快にゴールネットを揺らし、まずは試合を振り出しに戻す。そして後半41分には右サイドから上がったクロスをFWシモビッチが落とすと、MF田口泰士が押し込み逆転に成功。同アディショナルタイム1分にはシモビッチのパスから青木がダメを押し、大乱戦に終止符を打った。

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