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沼津入団の中大MF渥美瑛亮、レジェンドとのプレーを楽しみに「すべて全力で」

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MF渥美瑛亮アスルクラロ沼津に入団

 チャンスを掴んでみせた。中央大MF渥美瑛亮は12月にアスルクラロ沼津のセレクションを受験。翌日に返事をもらい、自らの力でプロへの道をこじ開けた。しかし渥美は「嬉しさもあるけど、25、26歳でも引退していく世界。22歳の自分は1、2年目が勝負だと思っています」と喜びは控えめだ。

 持ち味は強靭なフィジカルで前線へ仕掛けていくこと、そして起点となって前線にパスを供給することである渥美。実際に練習参加をしてみて手応えは十分感じられたという。ジュビロ磐田U-18出身の渥美はFW中野誠也(筑波大→磐田)、FW竹下玲王(関西大→長野)、MF鈴木拳士郎(関西大→讃岐)と来季からプロ入りする同期も多く、すでに藤枝MYFCでプレーしているMF北川滉平もいて、「対戦は楽しみ」と気を吐いている。

 一緒にプレーするのが楽しみな選手は16日に来季の契約更新を果たしたMF伊東輝悦だ。アトランタ五輪“マイアミの奇跡”の立役者として活躍した43歳の伊東からは「やっぱりブラジル戦の印象が強い。目で見て色々学びたいし、長年続けるコツなども聞いてみたい」と積極的な姿勢を垣間見せた。

「目標は先発で20試合以上に出場」と掲げる渥美。華々しくも厳しい世界で長く生きていくために。入団の喜びを噛みしめつつも「一日一日を無駄にせず、すべて全力で取り組んでいく」と新天地に向けて気持ちを切り替えている。

(取材・文 石川祐介)
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