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広島がJ開幕戦に弾み!青山&ティーラシン弾で山口とのPSM完封勝ち

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サンフレッチェ広島がレノファ山口FCとのプレシーズンマッチを制した

[2.18 PSM 山口0-2広島 みらスタ]

 18日、維新みらいふスタジアムでレノファ山口FCサンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチが開催され、2-0で広島が勝利した。

 昨シーズンは苦戦を強いられた両クラブが、Jリーグ開幕を1週間後に控えたこの日、相まみえた。城福浩監督を招聘した昨年15位の広島は、FWティーラシン(←ムアントン)とMF川辺駿(←磐田)、DF和田拓也(←大宮)らを先発起用。霜田正浩新体制の20位だった山口は、FWオナイウ阿道(←浦和)とMF高木大輔(←東京V)、DF坪井慶介(←湘南)らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は広島が主導権を握る。前半10分、右サイドから川辺がクロスを上げ、飛び込んだMF柏好文が背後からDF前貴之に押し倒されてPKを獲得。これをMF青山敏弘が冷静にゴール右隅に流し込み、先制に成功した。反撃に出る山口は15分に前、19分には細かいパス交換から最後はMF大崎淳矢が左足ボレーも枠に飛ばすことができない。

 追加点を狙いにいく広島は前半21分、FWパトリックのスルーパスからMF柏好文がPA右に侵入。柏の横パスをティーラシンが落とし、パトリックが右足で狙ったが、クロスバー上に外してしまう。27分には、坪井からボールを奪ったパトリックが抜け出し、GKと1対1の場面を作ったが、右足シュートはGK山田元気に止められた。

 1点リードの広島は後半4分、右サイド深くまで突破したパトリックが上げたクロスをティーラシンがヘディングシュート。これは惜しくもゴール左に外れたが、直後に追加点が生まれる。5分、GK山田のキックミスをPA右のパトリックが中央へつなぎ、MF稲垣祥が相手を引き付けて横パスを選択。フリーとなっていたティーラシンが難なく右足で流し込み、2-0とした。

 山口は後半5分、右サイドでボールを受けたMF小野瀬康介がドリブルで仕掛け、PA右手前から左足に持ちかえてシュート。低い弾道のシュートだったが、GK林卓人に止められた。一方の広島は34分、ティーラシンのスルーパスで抜け出したFW渡大生がGKとの1対1を迎えたが、GK藤嶋栄介に止められて3点目とはならなかった。

 一矢報いたい山口は後半38分、小野瀬がPA右から股抜きクロス。飛び込んだオナイウには合わなかったが、左ポスト付近でボールを受けたFW山下敬大が左足でゴールネットを揺らしたが、オフサイドと判定され、幻のゴールに終わった。試合は2-0でタイムアップ。広島が開幕戦に向けて弾みをつけた。

 なお、広島は24日にホームで開幕戦を迎え、北海道コンサドーレ札幌と対戦。山口は25日にホームでロアッソ熊本と戦う。

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