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マフレズ、破談後の無断欠席について語る「ベストの選択肢に思えた」

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移籍騒動について語ったMFリヤド・マフレズ

 今冬の移籍市場でマンチェスター・シティ行きが実現しなかったレスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが、移籍騒動について率直に語った。『スカイ』が伝えている。

 今冬、シティ移籍が噂されたマフレズだったが、両クラブで金額面の折り合いがつかず、交渉は破談となった。マフレズは1週間以上練習を欠席し、プレミアリーグ2試合も欠場。失踪報道が浮上したが、「考えるための時間が必要だったから、いったんチームから離れたんだ。難しい状況だった」と説明した。

 その後、マフレズは失踪報道を否定する声明を発表し、練習に復帰。「後悔はいつだってあるものだ。だけどあのときはあれ(練習欠席)がベストの選択肢に思えた」。無断欠席についてそう振り返ると、クラブとの関係が良好だったと補足した。

「難しい状況だった。クラブ側とはずっと連絡をとり続けていたよ。うまく事態に対処してくれたと思う。僕にはチームメイトやクラブがついている。戻りにくいということはまったくなかった」

 自身にとってステップアップとなるシティ移籍が夢破れ、直後は落胆もあったが、現在はレスターでの“旅”がすでに再開している。16日のFA杯5回戦シェフィールド戦で1か月ぶりに試合に復帰すると、そのシティ戦を含めたリーグ戦3試合に出場した。

「誰にとってもシティは良い移籍だっただろう。でももう終わったことだ。僕は気にしていない。もし次の移籍市場でそういう話があったら、また考えるかもしれないね。今は前を向いて、チームのためにベストを尽くすよう頑張っている」

 今後の移籍については「サッカーでは選手の出入りは日常茶飯事だ。僕自身が出るといっているわけじゃないけど」と話したうえで、「クラブ側とはつねに話し合いをしている。すべてが順調だ。夏にまた考えたいと思う。現時点では、僕はレスターの選手だ」と強調した。

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