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日本代表もこれを見よ!?背中に残る“勲章”…迫力満点デュエルから3発演出の岐阜プロ2年目FW古橋

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愛媛戦で圧巻のプレーを見せた岐阜FW古橋亨梧

[3.25 J2第6節 愛媛1-3岐阜 ニンスタ]

 闘争本能むき出しに3度ゴールをこじ開けた。FC岐阜のFW古橋亨梧は、25日に行われたJ2第6節・愛媛戦(1-3)で2アシストを含む全3得点に絡む活躍。90分を通して気迫のこもったプレーを見せ、3試合ぶりの勝利を導いた。

 古橋は2017年に中央大から岐阜へ加入。同年に就任した大木武監督の下、リーグ戦全試合にスタメン出場し、チーム2位の6得点を記録した。プロ2年目の今季も開幕からフルタイム出場を続ける23歳FWは、前半14分に早くも先制点をもたらす。

 左サイドでボールを持つと、遠めの位置から思い切りよく右足でシュート。愛媛DF林堂眞にブロックされるも、こぼれ球を拾ったFW田中パウロ淳一が左足でネットを揺らした。

 そしてハイライトは1-0で迎えた後半14分。MF永島悠史がアバウトに左サイドへ蹴り出したボールに走り込んだ際、処理しようとした愛媛の林堂が右足を振り上げる。

 しかし、行けると踏んだ古橋は浮いたボールに頭から突っ込み、遅れて足を振り下ろした林堂に背中を蹴られる形になりながらも、倒れることなく一気に加速。そのままPA内左に進入し、折り返しから田中の2点目を演出した。ゴールの直後、背中の一部が破れたユニフォームがその接触の激しさを物語っている。

 昨今の日本代表で“デュエル”の重要性が叫ばれる中、闘志あふれるプレーで相手ゴールをこじ開けた古橋。試合中継の実況者が23日のマリ代表戦を引き合いに出すと、解説を担当した元サッカー選手の大西貴氏も背番号11のファイティングスピリットを称えた。

 古橋は後半20分にもカウンターから力強く左サイドを突破し、田中のハットトリック初達成となる3点目をお膳立て。全得点に絡むと同時に守備時の球際の争いも最後まで手を抜かず、3-1の勝利に貢献している。

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