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布陣変更を監督と話し合った内田篤人「今日の試合はヒントになる」

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DF内田篤人は試合内容を前向きに捉えた

[4.25 J1第10節 鹿島1-1神戸 カシマ]

 大敗からの流れは断ち切った。前節21日の川崎F戦に1-4で敗れた鹿島アントラーズだが、中3日の神戸戦は1-1ドロー。最近6試合で1勝2分3敗という苦しい状況は続くが、DF内田篤人は「試合内容としてはだいぶ良くなっている。フォーメーションをちょっといじったけど、みんなの距離感がだいぶ良くなった」と前向きに捉えた。

 これまで4-4-2をベースにしてきた鹿島だが、この日はMF土居聖真がトップ下に入る4-2-3-1を採用。FW鈴木優磨が左サイドに入り、右サイドではMF遠藤康が8試合ぶりに負傷から復帰した。「今日の試合はヒントになると思う」と話す内田は川崎F戦後、大岩剛監督に呼ばれて2人で話す機会があり、その場でフォーメーションの変更についても話し合ったのだという。

「(大岩)剛さんとも2人で話した。こういうフォーメーションとかはどうかなって。試合(川崎F戦)が終わって、みんなでご飯を食べながらこういう話をしていたんですけど、どう思いますかって」。現役時代にはチームメイトとして一緒に戦った経験もあり、「(大岩)剛さんとは話しやすい」雰囲気が一助になった。

「勝てなかったけど、戦い方としては光が見えた。これが正解かは分からないけど、試行錯誤しながら良くなっていくもの」。苦境から抜け出すためにできることはすべてやる。第10節終了時点で3勝3分4敗の14位。下位に低迷する“常勝軍団”がゴールデンウイークの連戦を巻き返しへの起爆剤にする。

(取材・文 西山紘平)

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