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川崎F、西城秀樹さんに感謝のメッセージ「今の等々力の雰囲気を作ってくださった存在」

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西城秀樹さんに感謝のメッセージ

「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」や「ギャランドゥ」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹さんが今月16日午後11時53分、急性心不全のため横浜市内の病院で死去した。63歳だった。所属事務所が17日に発表した。これを受けて川崎フロンターレが感謝のメッセージを送った。

 西城さんが川崎市に住んでいたことが縁で、2004年からほぼ毎年のように川崎Fの『市制記念試合』に登場。ハーフタイムショーを行うなど、等々力陸上競技場を盛り上げた。

 訃報を受け、川崎Fは公式ツイッター(@frontale_staff)で「いつも謙虚で気さくで笑顔がとても素敵な方。せっかくの縁だからと、フロンターレのサポーターのために、わずか数分の出演にも関わらず毎回毎回リハーサルから一切の妥協を許さない厳しい方でもありました。あの、等々力が一体となる瞬間が大好きでした。秀樹さん、ありがとうございました」と、感謝の気持ちを綴った。

 また、川崎Fの公式マスコット『ふろん太』もツイッター(@kawasaki_f)上で、「多くの芸能事務所から『冗談でしょ?』って言われるような費用しか用意できなかったのに、当時川崎在住というだけで男気で来てくださった。以来ずーっと頭が上がらなかったけど、去年西城さんの方から『毎年呼んでくれてありがとうね』って。僕、感謝の気持ちを持つ大切さを教えてもらったよ」と、西城さんとのエピソードを明かした。

 2003年加入から川崎F一筋のMF中村憲剛は、「感謝」との題で自身のブログ(https://lineblog.me/nakamura_kengo/)を更新し、「等々力にお客さんがそこまで入ってない10何年前から、市制記念試合で等々力にほぼ毎年来てくれて、ホームアウェイ問わず老若男女サポーターのみんなが楽しくYMCAを踊り盛り上がる。それが等々力のそしてJリーグの夏の風物詩になりました。今の等々力の雰囲気を作ってくださった存在。いつもありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と記した。

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