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広島、川崎F戦とは異なる内容…槙野「ちょっと難しいゲームになった」

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[8.5 J1第20節 浦和0-0長崎 埼玉]

 広島、川崎Fと続いた上位陣との試合を4-1、2-0と制して2連勝と波に乗った浦和レッズだったが、この日の対戦相手は順位では下の位置にいる、昇格組の長崎。前の2試合とは試合の内容が異なるものになった。

 それは当然、予測されていたものであり、DF槙野智章も「前の2試合とは違うゲーム運びになると思っていた。自分たちがボールを保持する時間が多くなり、アイディアを持ったボールの動かしと、ゴールへの駆け引きが必要になると思っていた」と語っている。

 その言葉どおり、序盤から浦和がボールを保持する展開となり、押し込む時間帯が続いた。しかし、5バック気味に守る長崎守備を、なかなか攻略できない。「少し遠目からシュートを打ち、相手のディフェンスを前に出させることもした」ように、チームとして積極的にミドルレンジから狙う場面もあった。

 セットプレーの数も多く、相手の3倍近くとなる11度のCKを得た。しかし、「いろんなチャレンジをした中で、ゴールをこじ開けられなかった」と最後までスコアは動かず、0-0のまま試合終了を迎えた。「相手のディフェンス陣を褒めないといけない」と答える一方で、「自分たちの最後の質を高めていかないといけないと思っている。ちょっと難しいゲームになった」と唇を噛んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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