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「あんなパスを出したの初めて」川崎Fのルーキー守田、先制点演出の絶妙スルーパス

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FW小林悠と抱き合うMF守田英正

[8.5 J1第20節 川崎F2-0横浜FM 等々力]

 まるで得点を決めたかのようなガッツポーズで喜びを表現した。先制点につながるスルーパスを出した川崎フロンターレのMF守田英正は、その絶妙なワンタッチパスに自分でも驚いていた。

 前半34分、横パスをダイレクトで縦に出した守田のスルーパスはきれいに相手ディフェンスのギャップを突き、PA内左に抜け出したMF家長昭博に通った。家長もワンタッチで折り返し、ゴール前に詰めたFW小林悠が右足で押し込んだ。

「アキさん(家長)がいいランニングで抜け出してくれて、相手が縦パスに食いつくのはスカウティングで分かっていたし、練習でやってきたとおりのパス。うまく出せてよかった」

 ゴールが決まると、得点した小林やアシストの家長以上に大きなガッツポーズを見せていたのが守田だった。ピッチ中央で雄たけびをあげた大卒ルーキーは「あんなパスを出したのは初めてだったので興奮した」と照れ笑い。「アキさんは練習からああいう動き出しをしていて、『見てくれ』といつも言われている。いいランニングにいいパスを出せた」と、得点につながるプレーを素直に喜んだ。

(取材・文 西山紘平)

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