クロスがそのままゴールへ…5年ぶりネルシーニョ体制の柏、山口に逆転勝利で白星スタート
同点PKを決めたクリスティアーノ
[2.24 J2第1節 山口1-2柏 みらスタ]
2019シーズンのJ2リーグが24日に開幕した。維新みらいふスタジアムではレノファ山口FCと柏レイソルが対戦し、柏が2-1で逆転勝利を飾った。
昨季8位だった山口は、新加入のDFドストン(←ネフチ・フェルガナ)とMF吉濱遼平(←町田)、MF佐々木匠(←仙台)、FW田中パウロ淳一(←岐阜)を起用。古巣対決となるFW工藤壮人(←広島)は、右手を骨折しているがベンチ入りしている。
一方、昨季J1で17位に終わり、2010年以来のJ2を戦う柏。5年ぶりにネルシーニョ監督が指揮を執り、1年でのJ1復帰を狙う。その初戦のスタメンにDF染谷悠太(←京都)とDF菊池大介(←浦和)、MFヒシャルジソン(←セアラー)、MFガブリエル(←フラメンゴ)と新戦力4人を起用した。
試合は早々に動いた。山口は前半8分、右サイドのスローインからFW山下敬大がキープし、反転してクロス。相手に当たってPA右にこぼれたボールを吉濱が左足で決め、先制のゴールネットを揺らす。さらに山口は13分、左サイドからFW高井和馬が入れたクロスを山下がフリーでヘディングシュート。しっかり叩きつけたが、GK中村航輔の好セーブに阻まれた。
1点ビハインドの柏は、徐々に攻勢を強めると、前半28分に左からカットインしてFW瀬川祐輔が地を這うシュート。37分には、菊池が思い切りよくミドルシュートを放ったが、クロスバーを叩いた。それでも38分、縦パスに反応したDF小池龍太がPA内でDF瀬川和樹に倒されてPKを獲得。これをMFクリスティアーノが落ち着いて決め、試合を振り出しに戻した。
後半の立ち上がりは1分に山下、3分にDF前貴之がシュートを打ち込むが、その後は球際で強さをみせる柏が押し込み始める。15分には、クロスの跳ね返りに反応したMF大谷秀和がダイレクトで左足シュート。枠をとらえたが、GK吉満大介に弾き出されてしまう。
柏は後半26分、ガブリエルに代えてMF村田和哉(←清水)を投入。31分には瀬川を下げ、FW山崎亮平を入れ、攻勢を強めた。すると、34分だった。左サイドでスローインを受けたクリスティアーノが右足で低く鋭いクロスを供給。これに飛び込んだMF手塚康平には合わなかったが、そのままゴール右隅に吸い込まれ、柏が2-1で逆転した。
さらに柏は後半36分、手塚に代えてMF田中陸を投入。昨年トップチーム昇格した田中がJデビューを果たした。追いつきたい山口は42分、最後の交代カードで工藤をピッチへ。しかし、試合はそのまま2-1でタイムアップを迎え、柏が開幕戦を制した。
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昨季8位だった山口は、新加入のDFドストン(←ネフチ・フェルガナ)とMF吉濱遼平(←町田)、MF佐々木匠(←仙台)、FW田中パウロ淳一(←岐阜)を起用。古巣対決となるFW工藤壮人(←広島)は、右手を骨折しているがベンチ入りしている。
一方、昨季J1で17位に終わり、2010年以来のJ2を戦う柏。5年ぶりにネルシーニョ監督が指揮を執り、1年でのJ1復帰を狙う。その初戦のスタメンにDF染谷悠太(←京都)とDF菊池大介(←浦和)、MFヒシャルジソン(←セアラー)、MFガブリエル(←フラメンゴ)と新戦力4人を起用した。
試合は早々に動いた。山口は前半8分、右サイドのスローインからFW山下敬大がキープし、反転してクロス。相手に当たってPA右にこぼれたボールを吉濱が左足で決め、先制のゴールネットを揺らす。さらに山口は13分、左サイドからFW高井和馬が入れたクロスを山下がフリーでヘディングシュート。しっかり叩きつけたが、GK中村航輔の好セーブに阻まれた。
1点ビハインドの柏は、徐々に攻勢を強めると、前半28分に左からカットインしてFW瀬川祐輔が地を這うシュート。37分には、菊池が思い切りよくミドルシュートを放ったが、クロスバーを叩いた。それでも38分、縦パスに反応したDF小池龍太がPA内でDF瀬川和樹に倒されてPKを獲得。これをMFクリスティアーノが落ち着いて決め、試合を振り出しに戻した。
後半の立ち上がりは1分に山下、3分にDF前貴之がシュートを打ち込むが、その後は球際で強さをみせる柏が押し込み始める。15分には、クロスの跳ね返りに反応したMF大谷秀和がダイレクトで左足シュート。枠をとらえたが、GK吉満大介に弾き出されてしまう。
柏は後半26分、ガブリエルに代えてMF村田和哉(←清水)を投入。31分には瀬川を下げ、FW山崎亮平を入れ、攻勢を強めた。すると、34分だった。左サイドでスローインを受けたクリスティアーノが右足で低く鋭いクロスを供給。これに飛び込んだMF手塚康平には合わなかったが、そのままゴール右隅に吸い込まれ、柏が2-1で逆転した。
さらに柏は後半36分、手塚に代えてMF田中陸を投入。昨年トップチーム昇格した田中がJデビューを果たした。追いつきたい山口は42分、最後の交代カードで工藤をピッチへ。しかし、試合はそのまま2-1でタイムアップを迎え、柏が開幕戦を制した。
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