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悔しさにじませる鄭大世、ポスト直撃含む最多5本も空砲…「もう1点欲しかった」

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両チーム最多のシュート5本を放ったFW鄭大世

[4.6 J1第6節 FC東京2-1清水 味スタ]

 交代後の逆転負けには、やり切れない思いもあった。清水エスパルスFW鄭大世は「今日はもうちょっと出たらやれたなという自信はあった」と悔しさをにじませた。後半21分に交代でベンチに下がったあとにチームは失速し、2失点を喫した。

 最大の決定機は前半21分に訪れた。DFエウシーニョからロングフィードが入ると、最終ラインの背後に完全に抜け出し、エリア内に侵入。「自分の形だったので絶対に入ると思った」。GKとの1対1から右足を振り抜いたが、シュートは惜しくも左ポストを叩いた。

 チャンスを逸したものの、0-0で折り返した後半4分にFW北川航也が先制ゴール。「今日は勝てる雰囲気があったと思う」。その後も清水が攻め込む時間帯が続いたが、交代策で流れを引き寄せたのは相手だった。66分間の出場で鄭大世が放ったシュートは両チーム最多の5本。「追加点が欲しかったですね。1点は欲しかった」と唇をかんだ。

「あのいい流れの時にもう1点取っておきたかった」。05年以来となるクラブワーストタイの開幕6戦未勝利(2分4敗)。仙台が勝利し、清水が最下位に転落した。現実は重くのしかかったが、「ポジティブに捉えます。まだ立て直せる」と前を向いた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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