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守護神アクシデントで緊急投入…名古屋GK武田「難しかった」

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[4.13 J1第7節 横浜FM1-1名古屋 日産ス]

 名古屋グランパスは前半31分、守護神ランゲラックの負傷によって、GK交代を余儀なくされた。急きょ投入されたGK武田洋平は、途中出場の難しさを感じながらプレーしていたという

「早く慣れて、集中した状態に持って行けるようにと思ってやっていた。でも入れていないところがあったので、そこがちょっと、悔しいと言うか、課題と言うか。自分が思っているプレーと違うなと思いながらやっていたので、難しかったです」

 後半9分には判断ミスからつり出されてしまい、あわやという場面を作られてしまう。本人も話す通り、試合に入れたのは「後半の後半くらい」だった。

 10日のルヴァン杯では3失点。特に2失点目は完全に武田のミスだった。「やってやろうという気持ちは自然と出てきていました。思い切ってたやろうという気持ちが一番強かった」。自らを奮い立たせた。後半32分に許したFWマルコス・ジュニオールのミドルを弾いた場面は、GKとしての意地だった。

 試合後の会見で風間八宏監督は、ランゲラックの脳震盪は軽症だと強調。ただ復帰時期については不透明だ。「細かい反省は帰ってからしたい」。今後も武田の奮起が必要になりそうだ。

(取材・文 児玉幸洋)
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