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白熱“師弟対決”はドロー! 無敗湘南が先行も、松本はペレイラ同点ゴラッソ

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湘南対松本は引き分けに終わった

[4.14 J1第7節 湘南1-1松本 BMWス]

 J1リーグは14日、第7節を各地で行い、湘南ベルマーレ松本山雅FCと1-1で引き分けた。湘南にとってはかつて指揮していた反町康治監督との“師弟対決”。2012年の初対戦以来リーグ戦では4勝4分となっていたが、無敗記録は9試合となった。

 ホームの湘南は前節磐田戦(●0-2)から先発3人を入れ替え、新たにDF大野和成、MF齊藤未月、FW山崎凌吾を起用。大野と齊藤は4日前に行われたルヴァン杯札幌戦(●1-4)に続いてのスタメン入りとなった。対する松本は前節神戸戦(○2-1)と同じスターティングイレブンで臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は湘南の優位でスタートした。両チームとも3-4-2-1の布陣で構える中、次々にボールを前線に送り込むと、小さなミスが出てもすぐさま再奪取。前半10分、大野の突破から山崎がつなぎ、MF菊地俊介のダイレクトシュートはわずかに枠外。同16分にはMF松田天馬が前線で身体を張り、またしても菊地の決定機につなげた。

 さらに前半30分、DF山根視来のスルーパスにMF鈴木冬一が抜け出し、折り返しに反応したFW武富孝介のシュートは相手ディフェンスに直撃。守備陣の奮闘に応えたい松本はFWレアンドロ・ペレイラ、FW前田大然がファウルを誘って得意のセットプレーに結びつけたが、今度は湘南守備陣が身体を張って防ぎ切った。

 スコアレスで迎えた後半は、松本が勢いよく試合に入った。前田が右サイドの最終ライン裏にたびたび顔を出すと、中盤でのボール保持率も向上。ところがややオープンな展開となった後半6分、湘南はスローインの流れから山崎、齊藤のシュートが立て続けにゴールポストに跳ね返されたが、こぼれ球を武富がプッシュ。ようやく均衡を破った。

 1点ビハインドとなった松本は後半16分、自陣付近でボールを持った前田が一人スルーパスのような形でエリア内まで攻め込んだが大野がしっかりカバーリング。同18分、前田に代わってMF杉本太郎が投入された。対する湘南は同20分、菊地に代わってFW大橋祐紀を入れた。

 その後も松本はMF宮阪政樹がキッカーを務めるセットプレーが脅威を与え続ける。すると後半38分、松本は中盤での激しい攻守の切り替えからL・ペレイラが左サイドからカットインして右足を一閃。これがゴール右隅に突き刺さり、試合を振り出しに戻した。その後は優勢を保ったが、そのままスコアは動かず。対湘南のリーグ戦初勝利はお預けとなった。

(取材・文 竹内達也)
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