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采配的中! 曽根田V弾の甲府が京都を下して暫定首位

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甲府MF曽根田穣が決勝ゴール

[4.20 J2第10節 甲府1-0京都 中銀スタ]

 J2第10節が20日に行われ、5位ヴァンフォーレ甲府はホームで7位京都サンガF.C.を1-0で下した。後半39分に途中出場のMF曽根田穣が決勝ゴールを記録。3試合ぶりに勝ち点3を積み上げ、暫定ながら首位に浮上した。

 前節の水戸戦(1-2)で今季初黒星を喫した甲府は前半22分、右サイドのFWピーター・ウタカからのクロスが流れ、ファーのMF横谷繁が右足でシュートを打つと、京都DF上夷克典の手に当たったとしてPKを獲得する。

 前半23分にPKキッカーを務めたのは、チーム2位の3得点を記録しているFWドゥドゥ。しかし、キックの直前に軸足を滑らせてしまい、右足のシュートはゴール右上に外れてしまった。

 その後も攻勢を続け、前半41分にはチームトップの5得点を挙げているFWピーター・ウタカが強烈なミドルシュートを放つも、GK清水圭介がセーブ。前半はスコアレスで終了となった。

 ハーフタイム明けからも積極的に攻め込む甲府。後半13分にFW佐藤洸一、ウタカが相手と競り合い、PA内中央にこぼれたボールにドゥドゥが反応する。だが、右足で倒れながら打ったシュートは枠外に飛んだ。

 さらに後半15分、ウタカの縦パスを受けたドゥドゥがPA内中央から左足でシュート。しかし、うまくミートできずにゴール右へ外れる。攻めあぐねる展開の中、伊藤彰監督は同35分に最初の交代カードを切り、ウタカを下げて曽根田を投入。この采配が見事に的中した。

 後半39分、曽根田がドゥドゥとパス交換を試み、相手に防がれるも、こぼれ球に佐藤が反応。PA内左にフリーで走る曽根田につなぐと、受けた曽根田は倒れながら右足で流し込み、先制点を奪う。負傷明けの曽根田は8試合ぶりとなる今季3ゴール目をマークした。

 この1点を守り抜いた甲府が完封勝利。京都は3試合ぶりの黒星で連勝が2でストップした。

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