目覚めた鹿島3発完勝!! 20歳安部が今季初ゴール、連敗清水は早くも20失点超
[5.3 J1第10節 鹿島3-0清水 カシマ]
J1リーグは3日、第10節を各地で行い、鹿島アントラーズが清水エスパルスを3-0で下した。MF安部裕葵の今季初ゴールなどで3得点を奪い、公式戦3試合ぶりとなる白星。リーグ最速で20失点(22失点)に到達した清水は降格圏転落がちらつく連敗となった。
ホームの鹿島は前節の横浜FM戦(●1-2)から先発1人を入れ替え、安部に代わってMFレアンドロを起用した。対する清水も前節の浦和戦(●0-2)から1人を変更。FW鄭大世に代わってFWドウグラスが入り、開幕前に発覚した不整脈で出遅れたドウグラスはこれが今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]
立ち上がりから清水が絶好機を迎えた。前半1分、MF金子翔太のロングフィードに抜け出したFW北川航也がDF町田浩樹のファウルで止められると、MF中村慶太のFKがゴール左隅を襲う。ボールはゴールラインを割ったかのように思われたが、GKクォン・スンテにかき出されてノーゴールの判定に終わった。
その後は鹿島が主導権を握り、先制点に結びつけた。前半10分、DF安西幸輝とのコンビでMF白崎凌兵が左サイドを駆け上がると、ニアサイドへの折り返しにFW伊藤翔が反応。シュートにつなげることはできなかったが、こぼれ球に走り込んだMF土居聖真が強烈なキックでネットに突き刺した。
清水は前半15分、MF六平光成のボールロストから大ピンチを迎えたが、六平がイエローカード覚悟のファウルで阻止。同23分には金子の縦パスに北川が反応するも、ループシュートは大きく枠を外れた。同45分にはMFヘナト・アウグストが負傷。MF河井陽介との交代を強いられ、苦しい形でハーフタイムを迎えた。
鹿島は後半15分、MF三竿健斗のボール奪取から土居がつなぎ、MFレオ・シルバが敵陣ペナルティエリア内まで攻め込んだがクロスはGK六反勇治がビッグセーブ。清水はそこからのカウンターで北川が右サイドを駆け上がるも、しぶとく対応した安西がファウルで突破を阻んだ。
鹿島は後半19分、白崎に代わって安部を投入。すると同24分、右サイドで相手ディフェンスをかわしたレアンドロの折り返しに安部が反応すると、右足ダイレクトシュートでネットを揺らし、今季初ゴールが決まった。さらに同28分、安部のカットインシュートを起点に安西が押し込み、試合を決める3点目が入った。
清水は後半31分、河井のフィードをドウグラスが落とし、DFエウシーニョがゴール前に詰めたが、シュートはミートせずに絶好機を逃してしまう。同37分にはドウグラスに代わって鄭を投入したが、最後まで有効な攻撃を繰り出すことができず。このまま0-3で敗れ、今季3度目の連敗となった。
(取材・文 竹内達也)
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ホームの鹿島は前節の横浜FM戦(●1-2)から先発1人を入れ替え、安部に代わってMFレアンドロを起用した。対する清水も前節の浦和戦(●0-2)から1人を変更。FW鄭大世に代わってFWドウグラスが入り、開幕前に発覚した不整脈で出遅れたドウグラスはこれが今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]
立ち上がりから清水が絶好機を迎えた。前半1分、MF金子翔太のロングフィードに抜け出したFW北川航也がDF町田浩樹のファウルで止められると、MF中村慶太のFKがゴール左隅を襲う。ボールはゴールラインを割ったかのように思われたが、GKクォン・スンテにかき出されてノーゴールの判定に終わった。
その後は鹿島が主導権を握り、先制点に結びつけた。前半10分、DF安西幸輝とのコンビでMF白崎凌兵が左サイドを駆け上がると、ニアサイドへの折り返しにFW伊藤翔が反応。シュートにつなげることはできなかったが、こぼれ球に走り込んだMF土居聖真が強烈なキックでネットに突き刺した。
清水は前半15分、MF六平光成のボールロストから大ピンチを迎えたが、六平がイエローカード覚悟のファウルで阻止。同23分には金子の縦パスに北川が反応するも、ループシュートは大きく枠を外れた。同45分にはMFヘナト・アウグストが負傷。MF河井陽介との交代を強いられ、苦しい形でハーフタイムを迎えた。
鹿島は後半15分、MF三竿健斗のボール奪取から土居がつなぎ、MFレオ・シルバが敵陣ペナルティエリア内まで攻め込んだがクロスはGK六反勇治がビッグセーブ。清水はそこからのカウンターで北川が右サイドを駆け上がるも、しぶとく対応した安西がファウルで突破を阻んだ。
鹿島は後半19分、白崎に代わって安部を投入。すると同24分、右サイドで相手ディフェンスをかわしたレアンドロの折り返しに安部が反応すると、右足ダイレクトシュートでネットを揺らし、今季初ゴールが決まった。さらに同28分、安部のカットインシュートを起点に安西が押し込み、試合を決める3点目が入った。
清水は後半31分、河井のフィードをドウグラスが落とし、DFエウシーニョがゴール前に詰めたが、シュートはミートせずに絶好機を逃してしまう。同37分にはドウグラスに代わって鄭を投入したが、最後まで有効な攻撃を繰り出すことができず。このまま0-3で敗れ、今季3度目の連敗となった。
(取材・文 竹内達也)
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