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横浜FM移籍後リーグ初弾で安堵の李忠成、おなじみのゴールパフォも披露

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李忠成はアシストした遠藤渓太とともに弓矢ポーズ

[5.18 J1第12節 横浜FM4-1神戸 日産ス]

 待望の移籍後リーグ初得点だった。1点リードの後半18分にピッチに送り込まれたFW李忠成は、投入からわずか4分後に、左サイドをドリブルで突破したFW遠藤渓太のパスからゴールを決めた。

 今季浦和から横浜F・マリノスへと移籍してきた李は、開幕から4戦連続で途中出場していた矢先の3月下旬に左橈骨を骨折し、全治約2か月と診断されていた。それでも5月8日のルヴァン杯・札幌戦(○4-0)では、移籍後初ゴールを記録。そして迎えた神戸戦でついにJ1で得点を挙げると、控え選手が相手ゴールの近くまで飛び出してきて熱い祝福を受けた。「先輩なんで。気を遣って来てくれた」と33歳のストライカーは試合後に笑顔をこぼした。

 国内だけで5チーム目(FC東京、柏、広島、浦和、横浜FM)の所属となる李は、FWが移籍することの難しさを痛いほど理解している。「第一歩目が苦しくて、重い一歩目になるんですけど、二歩目をしっかり取ることができればバババッといけると思うので取りたいですね」と説明した。

 ゴール後には李おなじみの弓矢を射るパフォーマンスを披露。アシストを記録した21歳の遠藤は、「自分がプロになる前には、ああやって李忠成選手とゴールパフォーマンスをするなんて想像していなかった」と驚き、「初ゴールをアシストできるのは光栄」と喜びを噛み締めていた。

(取材・文 奥山典幸)

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