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J2水戸、残業代未払いやパワハラ報道…沼田社長「一部問題が起こったことは事実」

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 水戸ホーリーホックは23日、社員に対する残業代未払い、パワーハラスメント(パワハラ)があったと報道されたことを受け、沼田邦郎代表取締役がクラブ公式サイトを通じて声明を発表した。

「過去の時間外労働、休日労働、および深夜勤務の手当に係わる労務問題、ならびにパワーハラスメント問題」を報じられた水戸。沼田社長は「一部このような問題が起こったことは事実です」と認め、前者については勤怠管理アプリを導入し、時間外労働手当などを支払っており、過去の手当については現在労使間で協議中だという。

「弊社は今年4月12日、労働基準法第36条に基づき、時間外労働と休日労働に関する協定届を水戸労働基準監督署に提出し、5月1日より、就業規定と賃金規定を整備の上、勤怠管理アプリを導入し、時間外労働手当、休日労働手当および深夜割増賃金を支払っております。また過去の手当の精算について、現在労使間で協議中です。今後、弊社は早期問題解決のため、労使間協議を継続すると共に、長時間労働是正と生産性向上に向け、労使一体となって、働き方改革に取り組んでいく所存です」

 また、後者のパワハラについては「問題発覚後、第三者による調査委員会を発足し、事実関係を調査の上、昨年8月16日同委員会より、社員間で一部パワーハラスメント行為があったと認定される旨の報告を受け、弊社としては当該社員および管理責任を持つ代表取締役社長への処分に向けて手続きを進めると共に、再発防止のため、社内への周知とパワーハラスメント規程の整備を実施しました」とし、今後はより良い職場環境作りに努めていくという。

 最後に沼田社長は「皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

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