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川崎F中村憲剛のリーグ戦復帰に歓声「それを結果に結びつけたかった」

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途中出場したMF中村憲剛

[7.7 J1第18節 川崎F0-0鳥栖 等々力]

 負傷離脱していた川崎フロンターレMF中村憲剛がリーグ戦に帰ってきた。3日の天皇杯2回戦・明治大戦(○1-0)で公式戦に復帰すると、5月17日の第12節名古屋戦(△1-1)以来となるリーグ戦復帰を果たした。

 後半19分にMF脇坂泰斗との交代でピッチに入ると、サポーターの大歓声でスタジアムが沸いた。「それを結果に結びつけたかったというのは自分の中でもある。途中から出るのはそういう意味もある。やっぱり勝ちに結びつけないといけないし、攻めの選手なので。ゼロで終わっているから自分の中ではまだまだ」と悔しさを口にした。

 シュート数は相手の4本に対して川崎Fが10本だったが、ブロックを固める鳥栖の堅守に苦戦。終盤はセンターバックのDFジェジエウを前線に上げてパワープレーに出たが、最後までゴールが遠かった。「チャンスを決めないといけない。簡単じゃないゲームだった」。息の合わないシーンもあり、「相手を動かしながら穴を突くっていう作業をもっとみんなで目を合わせてやらないといけないなと感じました」と課題をみつめた。

 勝ち切れなかったが、チームは3月17日の第4節G大阪戦以来、13試合無敗。きょう勝った首位FC東京戦と7差で次節に対決する。「(相手は)ホームだし突き放すチャンスだと思っていると思う。それを受けちゃいけない。自分たちがいい準備をして勝つというイメージを持って、一週間取り組まないといけない」と表情を引き締めた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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