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ゴール→オフサイド→ゴールと判定が二転三転も…遠藤渓太が今季初弾の横浜FM、浦和下して2位キープ

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[7.13 J1第19節 横浜FM3-1浦和 日産ス]

 J1は13日に第19節を開催し、日産スタジアムでは2位の横浜F・マリノス(10勝3分5敗)と10位の浦和レッズ(7勝3分7敗)が対戦。前半38分にFW遠藤渓太の得点で先制した横浜FMが、後半16分にFW仲川輝人のゴールで加点。同24分に浦和がオウンゴールで1点差に詰め寄るが、同41分にFWエジガル・ジュニオがダメ押しゴールを奪って横浜FMが3-1の勝利を収めた。

 ホームの横浜FMは7月6日の第18節大分戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、MF扇原貴宏らを先発起用。一方、アウェーの浦和は第18節仙台戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、FWファブリシオ、MF阿部勇樹らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 徐々にリズムを生み出す横浜FMは前半9分、高い位置でボール奪取を成功させ、MFマルコス・ジュニオールのパスをPA内で受けた仲川が軽やかなタッチから左足で狙うも、シュートは枠を捉え切れず。同11分にはDFティーラトンが蹴り出したCKをエジガルがヘッドで合わせたが、ボールはわずかにゴール左に外れた。

 その後も横浜FMがボールを保持して押し込む時間帯が続く。しかし、前半23分に直接ゴールを襲ったDF広瀬陸斗のクロスが好反応を見せたGK西川周作に弾き出されるなど、先制点に結び付けられない。だが同38分、MF橋岡大樹のミスを見逃さずにティーラトンがボール奪取すると、パスを受けた遠藤が鮮やかなターンで前を向き、左足シュートでゴールを陥れて横浜FMが先制に成功した。このゴールは遠藤にとって今季リーグ戦初ゴールとなった。

 後半を迎えても1点をリードする横浜FMが攻勢を掛けると、後半15分に左サイドをえぐった遠藤のクロスを仲川が体で押し込む。ゴールは一度は認められながらもオフサイドの判定で取り消される。しかし、判定を巡ってプレーが中断されると、最終的にゴールが認められて横浜FMがリードを2点差に広げた。しかし同24分、MF宇賀神友弥のグラウンダーのクロスがDF広瀬陸斗のオウンゴールを誘って浦和が1点差に詰め寄る。

 その後も両チームともにゴールを狙うと、後半41分にエジガルのPKで突き放した横浜FMが3-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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