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横浜FM、日本でIR展開狙う『メルコ』とパートナー契約「マンシティのような伝説的な存在に」

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発表会見には3選手が登場した

 横浜F・マリノスは26日、カジノを含む統合型リゾート事業を行う『メルコリゾーツ&エンターテインメント』(本社・香港)とのパートナーシップ契約を発表した。横浜市内で行われた記者会見には、MF扇原貴宏、FW仲川輝人、DF畠中槙之輔の3選手も登場。鎖骨部分に『MERCO』のブランド名を加えたユニフォームがお披露目された。

 同社のパートナーシップ契約は、横浜FMと提携関係にあるシティ・フットボールクラブ・グループとの間でも締結。ローレンス・ホーCEOは同グループの筆頭にあるマンチェスター・シティの名前を挙げ、「マリノスがマンシティのようにサッカー界の伝説的な存在になれることを願っている」と展望を語った。

 ホーCEOは契約に至った経緯を「日本で仕事をさせていただきたいと考えているが、仕事をする前にコミュニティの一員にならないといけない。そこで横浜F・マリノスに大きな興味を持った」と説明。「法令遵守とコンプライアンスを重要視している」と強調し、「日本のコミュニティの仲間に入れていただきたい」と述べた。

ローレンス・ホーCEO(写真中央)

 横浜FMを運営する横浜マリノスの黒澤良二代表取締役社長は「今年は素晴らしい監督、素晴らしいコーチ、そしてスタッフ、素晴らしい選手に恵まれ、素晴らしい結果が得られるのではないかと期待している。シティ・フットボールクラブとともに素晴らしいチームワークを発揮し、経営理念である人々に喜びと楽しさを感じてもらえるよう祈念している」と話した。

 また、記者会見には横浜FMの3選手も出席。「メルコさんはエンターテインメント企業と聞いているので、僕たちもメルコさんに負けないくらいエンターテインメント性あるプレーをしたい」(扇原)、「メルコさんのロゴが格好良くて、ただでさえマリノスのユニフォームは格好いいのにさらに格好良くなったし、このユニフォームを着て得点を量産したい」(仲川)、「皆さんもこの機会に知ってもらえれば」(畠中)と決意が語られた。


 同社は発表で、横浜FMの「ホームタウン『横浜・横須賀・大和』の代表としてサッカーの普及・選手の育成活動を通じ、青少年を含むあらゆる層の方々の健全で豊かな生活を応援し、地域に貢献できるクラブになることを目指します」という理念に賛同し、「サポートしながらともに地域貢献および社会貢献を図っていきたい」としている。


(取材・文 竹内達也)
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