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新たな記録に王手、浦和FW興梠「なるべく早く…」

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浦和レッズFW興梠慎三

[8.4 J1第21節 浦和2-2名古屋 埼玉]

 新たな記録に王手をかけた。浦和レッズFW興梠慎三は「なるべく早く、次節札幌戦で決めたい」と意気込みを示した。

 前半2分、同25分に失点して早々と名古屋に2点のリードを奪われてしまった浦和。まずは1点を返そうと反撃に出ると同38分に興梠にチャンスが訪れる。MF青木拓矢が送ったクロスに飛び込んで放ったヘディングシュートは枠を捉え切れなかったが、同アディショナルタイムにストライカーとしての仕事をきっちりこなす。

 MF関根貴大のスルーパスからPA右を駆け上がったFW武藤雄樹がクロスを供給。「あそこはニアに突っ込むよりも、球筋としてはファーに来るんじゃないかと思った」とただ一人、ファーサイドに流れると、フリーでヘディングシュートを叩き込んだ。「動き直して良いポジションを取れたと思うし、良いボールが上がってきたので決めるだけだった」と振り返った。

 この得点で今季のゴール数は9となり、史上初となる8年連続二ケタ得点に王手。「あと1点。なるべく早く二ケタに乗せたいので、次の札幌戦で決めたい。何より、そのゴールでチームが勝ち点3を取れれば自分としては嬉しい限りなので、チームのために頑張っていきたい」と力を込めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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