beacon

ジェイ“疑惑弾”も札幌が競り勝つ…神戸は3連勝ならず

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.31 J1第25節 神戸2-3札幌 ノエスタ]

 北海道コンサドーレ札幌が敵地でヴィッセル神戸に3-2で競り勝った。札幌は4戦負けなし。神戸の連勝は2で止まった。

 シーソーゲームになった。スコアが動いたのは前半43分、神戸はCKを獲得するとショートコーナーを選択。DF西大伍がファーサイドに大きくボールを送ると、ファーサイドで上手く収めたFW田中順也が左足で強烈に蹴り込み、先制に成功する。

 しかし札幌も直後の前半45分、MF白井康介のクロスのこぼれ球をMFチャナティップがコントロール。シュートはDFにブロックされるが、拾ったFWジェイがシュート。これもGKに弾かれるが、浮き球をFW鈴木武蔵が頭で押し込む。日本代表FWの今季9点目で札幌が前半のうちに試合を振り出しに戻した。

 後半に入るとさらにゲームは激しく動く。まずは7分、右サイドでCKを獲得した札幌は、ファーサイドに浮き球となってこぼれたボールをDF進藤亮佑が折り返す。ゴール前でジェイがDFトーマス・フェルマーレンと競り合う。GK飯倉大樹がライン上でかき出すが、判定はゴールイン。VTRを確認すると、競り合った際にボールがジェイの腕に当たっているようにも見える。得点後に神戸の選手が審判団に抗議していたように、物議を醸すシーンになりそうだ。

 ただ試合はまだ動く。後半15分にFWダビド・ビジャを投入するなど、攻撃のスイッチを入れた神戸は同19分、ビジャのパスを右サイドで受けた西がクロス。DFにカットされるが、ファーサイドに流れたボールを田中が頭で押し込むと、ボールはゴールに吸い込まれていった。

 しかし直後に札幌がまたも前に出る。後半22分、左サイドで獲得したCKからDF福森晃斗が鋭いボールを蹴り込むと、MF宮澤裕樹がニアで合わせる。これが決勝点となるゴールになり、札幌が敵地で競り勝った。

 後半45分にも札幌のDF進藤のクリアがエリア内でMF白井の手に当たったかのように見えた場面があり、試合終了後には神戸の選手たちが東城穣主審に詰め寄る場面がみたれた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP